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社会人としてのテーブルマナー。その歴史とマナー洋食編、和食編の紹介

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社会人になると仕事のお客様との会食や会社の食事会など、要人とともに食事をする会社の取引先との接待場面が増えてきます。そんな時に恥ずかしくならないような食事についてのマナーをお話していきますね。私は前の仕事でテーブルマナー講師をしていましたので、そんな経験が少しでもお役に立てるようでしたら幸いです。

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社会人としてのテーブルマナー。その種類と歴史について

テーブルマナーというとなんだか難しくて堅苦しいイメージがありますが、本当はとてもシンプルです。色々なルールはあるものの、要は相手の事を気遣いながら楽しく会話をし、食事を楽しむ為の作法になります。料理は生物の命を頂くものです。残さずすべて頂くのがマナーです。

テーブルマナーの歴史ですが焼く500年ほど前にフランス王家に嫁いだイタリアの名家のお嬢様に専属シェフが食事のマナーの手ほどきをしたことから始まったといわれています。

そしてそのイタリア人シェフはこの時の作法を本にまとめました。それからこの本はヨーロッパ全土に広まっていき、さらに各国で洗練され、進化していったといわれています。ですので同じテーブルマナーといっても各国により多少の違いがあります。

中国などは回転式の赤いテーブルを使って大皿料理を取り分けるスタイルで他の国とはまた違ったマナーがあります。日本は和食がメインでナイフとフォークは使わずにお箸を使うのでヨーロッパのスタイルとはまた大きく違いますよね。

またテーブルマナーといっても着席スタイルだけではなく立食のパーティスタイルのマナーもあります。今でいうホテルや結婚式の食事スタイルなどでよくみられる「ビュッフェスタイル」です。日本では帝国ホテルが最初に提案しました。帝国ホテルの支配人が外国を旅している時にこのスタイルに出会い、日本に持ち帰り、そこから日本にも浸透していきました。

ビュッフェスタイルで気をつけポイントは自分の食べる分だけを取るといったところです。またお皿にあまり料理をのせ過ぎてしまうと見栄えが悪くなってしまい回りの人にも不快感を与えてしまいますので注意しましょうね。

社会人としてのテーブルマナー洋食編

さて、ここでは洋食のテーブルマナーについてお話しますね。まず洋食の基本スタイルはコース料理です。いわゆる着席で運ばれてくる料理を順番に頂くスタイルです。レストランなどに行くと着席時にスタッフが椅子を引いてくれるところもあります。

テーブルには布製などのナフキンがありますので着席したらこのナフキンを二つ折りにして輪の部分を手前にして膝の上に載せます。乾杯がある場合はそれらが済んでからの方がいいでしょう。食事中にこのナフキンは口元の汚れをぬぐったり服が汚れてしまうのを防ぐ役割があります。汚れた口元でワインや水などを飲むとグラスに汚れがついてしまいますので気をつけましょう。

ナフキンの内側部分を使うと汚れが見えないのでよりスマートです。ナフキンは途中で席を立つ場合は椅子の上、食事が終了したらテーブル上に置きます。

コース料理のメニューは一般的に下記の順番で提供されます。メニューによっては前菜の種類が増えたり、メインディッシュが一皿になったり、デザートが2品になったりとこの限りではありません。

【 洋食コース料理の内容例 】

1、前菜
2、スープ
3、魚料理
4、肉料理
5、デザート 
6、コーヒーまたは紅茶
  パン

※イタリア料理は多少順番の入れ替わりやコースの中にパスタが入る場合もあります。

席に着くとテーブル上には多くのナイフ、フォークが置かれています。ここでよく聞かれるのが「どれから使えばいいの?」といったところになりますが、基本的には外側から順に使うのが一般的です。

食べる時はシルバー類の音を立てないようにしましょう。スープをすする音や噛む音なども立てないようにするのが最低限のマナーです。

ナイフ、フォークは食べている途中で席を立つ場合はハの字、食べ終わった後はナイフ、フォークの柄の部分を右下にして二の字にお皿の上に置きます。スープを飲む時に使うスプーンは使い終わったら、お皿の上側に置きます。

食事と一緒にフランスパンや自家製パンなどが提供される場合もあります。席の左側にあるの小さなお皿がパンの専用皿です。バターナイフがある場合にはこれでバターを塗ります。パンは少しづつちぎって食べるとスマートです。パンにはお料理とお料理の間に食べ、口の中をさっぱりさせる効果もあります。またお料理のソースをつけて食べるのもお勧めです。

食べ終わったお皿に残ったソースをパンでぬぐうなんて・・・という風に感じるかしれませんが、実はこれは残さず食べるというシェフに対して敬意を表す表現方法のひとつです。ソースもないピカピカの皿にしましょう。それにフランス料理ではソースがもっとも貴重で大切なのです。

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食事をより楽しむためにワインがあります。ワインは料理とともに頂きますが、前菜や魚料理には白ワイン、肉料理などには赤ワインを合わせるのが一般的ですが、ここはそれぞれの料理に使うソースによっても変わるため、色々な合わせ方を楽しむ場合もあります。料理を口に入れて噛み始めたあとにワインを口に含むと料理とワインが一体となりより楽しめます。

社会人としてのテーブルマナー和食編

和食は洋食と違いナイフフォークではなくお箸を使うのはご存知の通りです。そして洋食のナフキンの変わりにおしぼりを使います。居酒屋さんなどで出てくるそれと同じです。食事前にはおしぼりで手を綺麗にします。

お箸の使い方ですが、手に持った時、箸と箸の間に中指は入る状態がいいです。こうすると、中指と薬指で下のお箸をささえたまま、親指と人指し指で上の箸を動かすことができますのでより、使いやすくなります。持つ時にはなるべく箸の根元の部分に近いところを持つとより綺麗に見えます。

和食コース料理の献立は一般的に下記の順番で提供されます。献立によっては前菜の種類が増えたり、和菓子が2品になったりとこの限りではありません。

【 和食コース料理の内容例 】

1、前菜
2、吸い物
3、お造り
4、焼き物
5、煮物
6、酢の物または和え物
7、ご飯・味噌汁・漬物
8、和菓子・果物

和食の場合は洋食のコース料理と違ってひと品ごとに出てくるのではなく、同時に何品も目の前に出される場合も多いです。そして料理が入っている器は必ず左手で持つことがマナーです。(左利きの方は右手でOK)器を置く時にはその上に箸を乗せずに必ず箸置きの上に置きましょう。料理は一口ずつ箸で切って食べるとよりスマートです。

食べる時はやはり洋食と同じように音を立てないようにします。お椀をすする音や噛む音なども立てないようにするのが最低限のマナーです。汁物のお椀ですが蓋が吸いついてしまい、なかなか外れないといった場面もたたあります。そんな時には蓋を少し斜めに傾けると取りやすいです。取り終えた蓋の裏側には水滴がついている場合がありますので、すぐに置くのではなく少し傾けて水滴を落としてから置くといいでしょう。汁物は具を箸で抑えるようにして頂くとよりスマートです。

お造りは旬のお魚が数品盛り合わせになっている場合が多いです。ツマといわれる大根の細切りが添えてある場合がありますが、これは本来お口直しのために添えてあります。ですので違う種類のお刺身を食べる前に食べると口の中がさっぱりとして次のお刺身の味が際立ちますのでぜひ試してみて下さいね。

お魚は味の薄いものから濃いものの順番で食べるとより美味しく食べられます。わさびは醤油に溶いてしまうと風味が損なわれてしまいますのでお刺身に少し乗せて食べると美味しいです。醤油が落ちやすいので小皿を持って食べてもいいです。

焼き物ですが、骨がある場合にはお皿の一か所にまとめると食べ終えた後の見栄えも綺麗です。お魚は片面を食べ終わっても裏返すのはNGです。骨を外したら皿の上側に置いて、魚は裏返さずにそのまま食べるとスマートです。

後半のご飯ですがご家庭での食事のようにお米の上には他のお料理を置かないように注意しましょうね。

和食ではよりお料理の味を引き立てる洋食コースのワインのような役割として、日本酒や焼酎、果実酒などがあります。これも料理のあとから追いかけるようにして少量口に含むとより良い相性が楽しめますよ。日本酒や焼酎はアルコール度数が高いのでくれぐれも飲み過ぎには気をつけましょうね。

■他に「社会人として必要な事やマナーのノウハウ集&まとめ記事」をご紹介していますのでぜひ参考にしてみて下さいね。
⇒こちらから読む

まとめ

テーブルマナーは同席している相手への気遣いが大切なポイントです。いつも相手の動作を見ながら楽しく食事をしましょう。これは私の体験ですが、食事中に具合が悪くなった同僚がいました。私は彼を見ながら食事をしていましたので、なかなか箸が進まない様子や心なしか顔が青くなっている彼の様子にすぐに気づいたというわけです。相手をよく見ていることでこういったフォローもできます。

1、テーブルマナーは命ある生き物の恵みを大切に頂き、好き嫌いや残すといった行為をさけ、同席の人との会話と食事を楽しむためのものです。一番大切なのは同席の相手への気遣いであることを忘れないで下さいね。

2、ナフキンとナイフフォークの使い方、席を立つ時のマナー、音を立てないなどポイントを抑えておき、スマートな大人のマナーを身につけましょう。

3、慣れ親しんでいる和食でも改めて見てみると色々なマナーや意味合いがありますのでぜひ参考にしてみて下さいね。

  

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